日経平均続伸、27年ぶり高値。

日本株が約27年ぶりの高値を回復した。1日の東京株式市場で日経平均株価は前週末比125円(0・5%)上昇し、終値は2万4245円と、バブル崩壊後に株安が進んだ1991年11月以来の高値を付けた。米国をはじめ先進国にマネーが還流する中で、日本企業の収益力の改善を手掛かりに日本株を見直す機運が広がっている。
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1日は外国為替市場で1ドル=114円台まで円安が進み、歩調を合わせて日経平均は今年1月に付けた高値(2万4124円)を121円上回った。9月上旬の安値からの約1カ月で1900円あまり上昇。昨年末からは6・5%高だ。
日経平均は89年に3万8915円の最高値を付けたが、その後約10年で高値のほぼ3分の1まで下落。金融危機後の2009年3月には7054円のバブル後最安値を付けた。そこからおよそ9年半。株価は3・4倍に上昇した計算だ。
長期間かけての日本企業の収益力向上に改めて着目した海外投資家が、新興国などから資金を振り向けている。もっとも、日本株は米国などに比べ「周回遅れ」を脱しきれたとはいえない。27年前と比べると米ダウ工業株30種平均は8・6倍、ドイツ株式指数(DAX)は8・7倍まで上昇している。

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