トランプ氏、脱税関与か、両親資産巡り。

 【ワシントン=中村亮】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、トランプ米大統領が不動産ビジネスを手掛けた両親の脱税に関わっていたと報じた。トランプ氏は両親から少なくとも4億1300万ドル(約470億円)を相続し、その大半が脱税によって得た資産だったという。トランプ氏の弁護士は「報道は百パーセント間違っている」と否定した。
報道によると、トランプ氏は1990年代に両親が不正な所得控除を受けたり、不動産の評価額を実際の価値よりも低く見せたりして税負担を軽くする手助けをしていた。同紙は未公開の確定申告に関わる資料など10万ページに及ぶ書類を分析したという。
トランプ氏は両親からほとんど資産を相続せず不動産ビジネスを通じて1代で富を築いたと説明しており、主張の信ぴょう性が疑われかねない。歴代大統領の慣習だった納税申告書の公開を拒んできた経緯もあり、疑惑隠しとの批判も出そうだ。ただ脱税への関与から時間が経過しており、トランプ氏が刑事責任を問われる可能性は低いとの見方がある。
サンダース大統領報道官は2日の声明で「トランプ一族に対する誤解を生む攻撃を見るのは悲しいことだ」と指摘した。

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