株式明日の戦略 あすはメガバンクの動向に注目

13日の日経平均は大幅に4日続落。マイナススタートから下げ幅拡大の展開。22500円を割り込んだところでは押し目買いも入ったが、連日の下げを受けては戻りも限定的となった。後場は22500円より上での時間帯が長く続いたが、終盤にかけて売り圧力が強まり、再び22500円を割り込んだ後は下げ加速の流れ。300円超の下落となり安値引けで終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆7900億円。業種別では上昇は石油・石炭とその他製品の2業種のみ。一方で倉庫・運輸や海運、不動産などが大きく売られた。上方修正が好感された三井金属がストップ高。反面、通期の利益見通しを引き下げた旅工房がストップ安比例配分となり、全市場の値下がり率トップとなった。

東証1部の騰落銘柄数は値上がり594/値下がり1377と売りが優勢。上期大幅増益のブイ・テクノロジーが大幅上昇。ネクソンやダイフク、メイコーなどが業績関連のリリースを手がかりに急伸した。中村超硬やアルファポリスなどストップ高まで買われるものもいくつか散見された。一方、ファストリやファナック、東京エレクなど値がさ株が総じて軟調。下方修正を発表した関西ペイントや、上期最終赤字の川田テクノロジーズなどが大きく売られた。上期大幅減益のパピレスや通期営業赤字見通しとなったDDSはストップ安比例配分となった。

日経平均は22500円どころでいったん落ち着くかという動きも見せたが、終盤にかけて一段安となり、300円安で22300円台まで下げた。短期間で大きく上げたぶん、値幅の調整が大きくなること自体は仕方ないが、下げが4日続いているにもかかわらず、安値引けであったことはネガティブ。25日線(21825円、13日時点、以下同じ)もしくは13週線(20914円)近辺まで押しが深くなる可能性もある。上昇局面では5日線のサポートが効いている間は、オシレーター系の指標に過熱感があっても強い動きが続いていた。基調が変わった今の局面でも、テクニカルを重視して、冷静な対応を心がけたい。まだ決算発表は終わっておらず、先週末に決算を発表した銘柄も多かったにもかかわらず、東証1部の売買代金は3兆円を下回った。この先、特に反転局面で、商いが厚みを増すかは注視しておきたい。早々に閑散相場に逆戻りとなった場合には、しばらく不安定な動きが続く可能性がある。物色では銀行株に注目。きょう引け後にみずほが決算を発表しており、あすの引け後には三菱UFJや三井住友が発表予定。メガバンク3行の株価はそろって25日線近辺に位置しており、決算のタイミングで大きな動きが出てくる可能性がある。全体市場への影響度も大きいセクターだけに、ポジティブな反応が見られることを期待したい。

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