来週の日本株の読み筋=直近ボラティリティ高く落ち着き所を探る

来週(20-24日)の東京株式市場は、直近のボラテリティ(価格変動性)の高さから不安定さを残しつつも、落ち着き所を探る展開か。日経平均株価の日中値幅は、9日に859円となり、大きく乱高下した。以降、10日、週明け13-14日の3日間は200円を超え、15日が300円、16-17日が400円超と大きく変動した。ボラティリティの上昇は警戒感を伴った状態と言え、「悪い材料に敏感になりやすい」(準大手証券)面がある。

ただ、16日に一時、心理的なフシ目となる2万2000円や同水準の25日移動平均線を割り込んだ後、すかさず反転したことで目先底入れ感を指摘する向きは少なくない。17年4-9月期決算終了で手掛かり材料に乏しいなか、日経平均ベースでの1株利益予想は1530円程度(9月上旬は1410円程度)に切り上がり、PERは14倍台と割高感は後退している。企業業績の先行き期待感も根強く、外部環境に大きな変化がなければ、値固めから再度戻りを狙う動きも想定されよう。

17日の日経平均株価は続伸し、2万2396円(前日比45円高)引け。朝方は、16日の欧米株高を受け、買い優勢で始まり、上げ幅は一時400円を超えた。その後は、円高・ドル安の動きとともに利益確定売りが広がった。株価指数先物にもまとまった売り物が出て下げに転じる場面もあり、不安定な動きとなった。

なお、スケジュール面では、国内では20日に10月貿易統計。海外では、20日に米10月CB景気先行総合指数、21日に米10月中古住宅販売件数などの発表が予定されている。

提供:モーニングスター社

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